こんにちわ。
元SEOコンサルタントであり、現在web集客のコンサル企業で働きながら副業でアフィリエイターをしている秋田 健です。
GRCを導入している方は非常に多いと思いますが、順位チェックを終えてからリライト候補の記事を正しく見つけられている方は非常に少ないように感じます。
収益を稼げるようになったが伸び悩んでいるならGRCを使ったリライト方法を知らないことが原因かもしれません。
もちろんまだ稼げていない方も同様です。
そこでこの記事では、本業のSEOコンサルタントとしても副業のアフィリエイターとしてもGRCを使い倒している私が、「GRCを使って正しくリライトすべき記事を炙り出しアクセス・収益改善する方法」を紹介します。
未導入の方へGRC導入済み前提で話を進めていきますので、まだ導入されていない方は必須ツールとなりますから、以下の記事を参考にぜひ検討してみてください!
【公式サイト】
※あきけん(@akitaken0530)
記事の内容
◆GRCを使ってリライト記事を炙り出す方法
GRCを使っている方ならアフィリエイトで稼ぐ為には「Googleなどの検索エンジンで上位を獲得することが必須」であることはご存知のことでしょう。
その中でも順位ごとのクリック率を知っている方は少ないように感じます。
GRCの前にGoogleのクリック率に関して知っておかなければ、リライトすべき対象記事を洗い出すことは出来ません。
以下のデータはあるアメリカの企業が「Googleの1位~10位までの検索順位ごとにクリック率を調査した結果」です。
これを見て分かることは色々ありますが、特に知っておきたいのは以下の2つです。
①TOP10だけで約60%のクリックが消費されている
②TOP3に入ると倍々でクリック率が上がっていく
つまり・・・
「まずTOP10に入らなければ流入は増えず」、「急激にアクセスを増やしたいならTOP3に入らなければいけない」ということです。
勘の良い方はもうお察しのことと思いますが、GRCを使ってリライトするときにはこのデータに基づいて考えます。
流入数は「検索数×クリック率」で決まります。
そして検索数はあなた個人でどうにか出来るものではありませんから、あなたが出来る最善の策は順位を上げてクリック率を上げまくることです。
じゃあTOP10の記事からリライトすればいいってこと?
でも10位が9位になってもあまりクリック率は上がらないんだね。
良い気付きですね。アフィ男の言う通りでリライトすべきは2位の記事です。
例えば・・・
月間検索数が5,000のキーワードで2位だったらその記事の流入は500ですが、1位になれば1,000に跳ね上がりますよね。
これは10位の記事が9位になるよりも圧倒的に大きなインパクトです。
2位の記事リライトが終わったら3位の記事、それが終わったら4位の記事・・・
という風に「2位から順番にリライトしていくのが一番効率的に流入数を増やす方法」ということです。
GRCで順位を取っていると思いますから順位が高いキーワードを上から並べ、そのキーワードの対象となっている記事からリライトを始めていきましょう。
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◆リライト時の注意点
てっきり順位の低い記事からやっていくのかと思っていたよ~
僕も圏外の記事とかやろうとしていたよ。所でリライト時の注意点とかってあるの?
「2位から順番にリライトする」という非常にシンプルな結論でしたが、2つほど注意点がありますよ!
順番に解説していきましょう!
①本当に順位が上がるか確認する
先ほどの例で言えば・・・
あなたがあるキーワードで2位だったからリライトして1位を目指すとしましょう。
しかしそのキーワードの1位の記事がウィキペディア、あるいは企業のサイトだったら多少リライトしたぐらいで勝てるでしょうか。
答えはNOです。
ウィキペディアは約300万ページもインデックスされている巨大サイトで知らない人はいないでしょうし、企業サイトもリスティングを行うなどお金をかけたりもしています。
このようなサイトに「たった数百ページのアフィリエイトサイトが勝つのはほぼ不可能に近い」です。
つまり、「戦って良い(相手にして良い)サイト」と「戦っても無駄なサイトがある」ということを知っておいて欲しいのです。
あなたのサイトより上位のサイトが「アフィリエイトサイトであれば俄然戦うべき」です。
しかし数千・数万以上ページがある企業サイトだったりすると戦っても無理ですから、そういったキーワードはリライト対象から外しましょう。
勝てるところで勝てば良いのです。
②リライトするのは6位の記事まで
先程紹介したクリック率の画像で6位以下のクリック率を見ると、ほぼクリック率が変わらないことが分かります。
つまり6位以下なら何位でも大して変わらないのです。
9位から8位に上がったところでクリック率は1.74%で一緒ですからね。
実際にあなたも検索した時に見るのはせいぜいTOP5ぐらいまでで、なおかつ気になったタイトルの記事だけでしょう。
自分が検索した時のことを思い出して頂けるとなんとなく腑に落ちると思います。
じゃあ6位までの記事をリライトしたらもう終わりってこと?
新規記事を書くしかないのかな・・・
もちろん新規記事もアリですが、リライトもまだ選択肢はあります。
方向性としては2つです。
①6位以下でもTOP3に入れそうならリライトする
②11位~13位ぐらいまでの記事をリライトする
リライトして順位が上がるのは1位分ではなく一気に上がることもよくありますから、競合が大したことなく「TOP3ぐらいまでなら狙えそうであれば6位未満でも迷わずリライト」しましょう。
また、そういったキーワードがなければ11位~13位ぐらいのキーワードもリライト対象として入れるのはアリです。
「TOP10=1ページ目」ということになりますから、2ページ目から1ページ目に入るだけでクリック率は変わってきますから、ギリギリ2ページ目のキーワードはリライトする価値があります。
※ちなみに10位以下の場合、クリック率は1%を切ってきます。
ただし、これは「リスティング広告がない場合に限る話」であり、リスティング広告が出ているキーワードだと8位ぐらいまでしか1ページ目に表示されなかったりしますから注意して下さい。
リスティング広告って何?
簡単に言ってしまうと、お金を払って上位表示させるというイメージです。
例えば下図をご覧ください。
「広告」と入っているのがまさにリスティング広告で、主に企業が「お金をかけて上位に表示」させています。
企業はSEO対策などしている時間がない代わりにお金を持っています。
ですから私が本業でコンサルする際にもこうしたリスティング広告を提案もしたりします。
もちろん個人でもリスティング広告を行うことは出来ますが、相応な金額が発生しますから個人的にはおすすめしません。
◆リライトの具体的な方法
GRCを使って順位取得さえしていれば、ここまでの内容でリライトすべき記事は概ね発見できたのではないでしょうか。
ここからは「具体的なリライト方法」を紹介していきます。
リライトすべき5つの項目①タイトル編
②記事内容編
③SEO編
④クリック率編
⑤コンバージョン編
それぞれ順番に解説していきます。
①タイトル編
まず一番最初に考えるべきは「記事のタイトル」です。
SEO的に考えてもクリック率を考えてもタイトルは一番インパクトが大きく、効果としても比較的早めに出るのでタイトルから見直すのがセオリーです。
タイトルのリライトに関してはサーチコンソールを使うことになりますから、もしまだ導入していない方がいれば以下の記事を参考に即時導入して下さい。
無料で使える必須のツールです。
タイトル変更は闇雲にやってもマイナスになってしまう可能性がありますから、サーチコンソールで分析を行ったうえで実施していきましょう。
・タイトルは変更すべきかどうか
・変更すべきならどんなキーワードを含めるべきか
などタイトル変更に必要な情報はサーチコンソールに詰まっています。
具体的な分析方法や判断基準などは以下の記事・動画で解説しておりますので、ぜひ今後の参考にして下さい。
②記事内容編
リライトというと皆さんが想像されるのは記事の内容でしょう。
ご想像の通り「記事内容のリライト」も非常に重要なので紹介しておきます。
記事内容を分析する際には少しだけ調査内容が増えます。
サーチコンソールで自分のサイトの分析を行うのはタイトルと変わらないのですが、記事内容のリライトは「検索結果調査」と「競合サイト調査」が追加されます。
簡単に言えば、狙っているキーワードで「どんな(何について書いた)サイトが評価される傾向にあるのか」を調査し、自サイトにない部分を補うということが必要になるのです。
こちらに関しても調査方法や具体的な書き方は長くなるので以下を参考にして下さい。
③SEO編
ここまでの2つは記事だけでの話でしたが、SEOは記事だけの強化ではなく「サイト全体を使った強化」も必要です。
一番分かりやすいのは内部リンクでしょう。
以下の記事でも書いておりますが、内部リンクは基本的に「高順位を獲得したい記事に集約」するようにして下さい。
内部リンクとは?自サイト内でのリンクを内部リンクと呼びます。Aという記事から関連するBという記事にリンクを貼ったりするのがこれに当たります。
Googleは各ページを点数付けしており、「リンクによってその点数を多少受け渡す」というロジックを組んでいます。
人間も同じですが、誰かにお勧めされた商品などは自分の中で評価が高まりますよね?
それと同じでGoogleからすると「リンク=おすすめ」である為、ユーザーにとって価値のあるページであると判断するのです。
簡単に図解すれば以下のようなイメージです。
つまりリンクをたくさん受けているページは、Googleからの点数が高まる為に順位上昇が見込めます。
リライト対象の記事に向けて様々な記事からリンクを貼ることはSEO効果が見込めますから、やっておきましょう。
この点は「ドメインパワー」との関係性が深い部分なので、理解されていない方は今の内に把握しておきましょう!!
④クリック率編
ここまでで順位上昇に関するリライトは完了です。
ここからはせっかくリライトするなら入れておくべき項目として紹介しておきます。
1つ目が「アフィリエイトリンクのクリック率を上げる為のリライト」です。
リライトして例え順位が上がらず流入数は変わらなかったとしても、アフィリエイトリンクのクリック率が上がれば収益額は増える可能性が高まります。
その為、クリック率を上げる為の方法も知っておきましょう。
方法は様々ありますが以下の9つは最低限抑えておきましょう。
①記事は商品購入に至りやすいキーワードを対策しよう
②アフィリエイトリンクは文章の流れの中で自然に入れ込もう
③アフィリエイトリンクは通常のテキストよりも6pt大きくしよう
④アフィリエイトリンクの上下には1行の空白を入れよう
⑤売れる記事の書き方をマスターしておこう
⑥アフィリエイトリンクは1,000~1,500文字に1つ程度にしておこう
⑦記事の冒頭・中盤・最後には必ずアフィリエイトリンクを入れよう
⑧テキストは「○○の公式サイトはこちら」が鉄板
⑨アフィリエイトリンクは必ずテキストリンクを使おう
さらに詳しく知りたい方は以下の記事を参考にして下さい。
⑤コンバージョン編
クリック率に続いて上げるべきはコンバージョン率です。
アフィリエイトでいえば「商品購入率やサービス申込率」ですね。
流入・クリック率が変わらなかったとしてもコンバージョン率が上がれば収益額が増えますから考えておくべきポイントです。
コンバージョン率は商品サイト側の問題であると思っているのであれば、それは違います。
もちろん商品サイトのクオリティは大きく影響するものの、あなたの記事でどれだけ商品の魅力を伝えきり「欲しい!」と思ってもらえるかは非常に重要であり、コンバージョン率の上昇に繋がります。
こちらもやれることは沢山ありますが以下の項目は抑えておくべきです。
①おすすめする商品を検討している段階の方が検索するキーワードを対策する
②おすすめする商品の購入可能性が高いキーワードを対策する
③TVCMなどをやっている認知度の高い商品やサービスを選ぶ
④受賞歴や満足度が高いなどの実績のある商品を選ぶ
⑤商品ページに実績が記載されている商品を選ぶ
⑥商品ページの表示速度は3秒以内
⑦初心者の方は無料系を選ぶ
⑧初心者の方はネット上で完結するような成果発生条件の案件を選ぶ
⑨あなたの記事でおすすめしている商品が解決できる内容を明記する
⑩あなたの記事でおすすめしている商品の実績やキャンペーン内容を明記する
⑪即購入してもらうことが成約率向上のカギ
そもそものキーワード選びから記事内容・商品選びまで幅広くやれることはあります。
更に詳しく知りたい方は以下の記事を参考にして下さい。
◆GRCを使ったリライトまとめ
最後にこの記事の内容をまとめておきましょう。
・リライト記事は2位から順番に選ぶ
・ギリギリTOP10圏外のキーワードも狙い目
・リライト時は本当に順位が上がるのか確認
・リライトはタイトル、記事内容、内部リンクの見直しを
・余裕があればクリック率とコンバージョン率の改善も行う
リライト方法を知り「正しいリライトスキル」が身に付くと、飛躍的に収益額を伸ばせるようになりますから、是非ともリライトをガンガン行って下さい。
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