
こんにちわ。
元SEOコンサルタントであり、現在web集客のコンサル企業で働きながら副業でアフィリエイターをしている秋田 健です。
ドメインを取得する際に、必ず必要になるWhois情報。
こちらの情報を代理で公開してくれることは知っていても、「どういった意味があるのか」を把握している方は少ないのではないでしょうか。
今回は、「Whois情報公開代行」について解説しました。
また、「エックスサーバーでの設定方法」についても解説しています。
この概念をきちんと理解しておかないと、「気付いたころには個人情報が流出していた」ということになりかねません。
本記事を読んで、きちんと理解しておきましょう。
※あきけん(@akitaken0530)
① Whois情報公開代行とは?

Whois情報公開代行って一体なんなの?

言葉の意味からなんとなくはわかるんだけどね。

その名の通り「自分(WEBサイト)が「誰」であるかを記した情報を確認することができるサービス」を指していますよ!
インターネットに接続すれば、「誰でもドメインやIPアドレス保有者の登録者情報を閲覧することができる」のです。
Whoisは、レジストリ(※1)やレジストラ(※2)によって、以下のような目的で提供されています。
・ドメイン名の申請・届出時に、同一ドメイン名や類似ドメイン名の存在を確認するために必要な情報の提供
・ドメイン名と商標などに関するトラブルの自律的な解決のために必要な情報の提供
具体的には、下記のような項目を公開することが義務付けられています。
・レジストラ名
・登録ドメイン名のネームサーバー
・ドメイン名の登録年月日
・ドメイン名の有効期限
・登録者に関する情報
・技術に関する連絡担当者の情報
・登録に関する連絡担当者の情報
ここまで覚える必要はありません。
ただこの情報は「誰でも見ることができる」ということです。
例えば、以下のようなサイトから、Whois情報を確認することができます
例えば、このサイトからGoogleのWhois情報を検索すると以下のように表示されます。
このように簡単に検索できてしまいます。
登録者情報として、住所や名前、電話番号が表示されています。
個人でWEBサイトを運営する場合、Whois情報は運営者の個人情報そのものを指しています。
「個人のWhois情報を登録する」ということは・・・
「世界中に自身の個人情報をばらまいていることに等しい」ことになってしまいます。

それは危険な匂いしかしないな。

その通り危険です。だからこそ「Whois情報公開代行」とは、「サービス事業者の会社情報をWEBサイト運営者の個人情報の代わりに公開するサービス」としてあるのです!
そのためWEBサイト運営者は、このサービスを利用することで、「個人のプライバシーを守った状態でサイト運営を行うことができる」のです。
これらの公開義務などのルールは、ICANNにより国際的なルールとして定められています。
「ICANN」とは、アメリカにある非営利団体のことで、ドメインの登録や、IPアドレスの管理など、ネットワークの安定的な運用のための運営のための活動を行っています。
各種情報の識別管理のために、こちらで様々な運用ルールが策定されています。

一応ルールもあって義務化されているんだね。

はい、サイト運営をする以上、情報公開は必須となっています。
ちなみに各ドメイン会社(お名前.comなど)では基本的にこの「Whois情報公開代行サービス」があります。
逆にないと不安ですから、必ず設定するようにしておきましょう!
② エックスサーバーでWhois情報公開代行を設定する方法
XSERVERアカウントへログインし、「Whois登録情報設定」をクリックします。
「WHOIS代理公開設定」の横にある「設定を変更する」をクリックすることで、「有効・無効の切り替え」を行うことができます。
現在有効と表示されているので、代理公開されている状態です。
この状態で「設定を変更する」ボタンをクリックすると、無効に切り替わります。
Whois情報公開の代行設定はこれだけで完了です。
また、.jp / .都道府県.jp ドメインについては、Whois情報の非表示がレジストリより許可されています。
先ほどと同様の作業で、表示・非表示の切り替えを行うことができます。
XSERVERアカウントへログインし、「Whois登録情報設定」をクリックします。
「Whois情報(汎用JP[.jp]、都道府県型JP[.都道府県.JP]ドメイン) 登録者情報」のすぐ下にある「Whois登録者情報非表示設定」を切り替えるだけで作業が完了します。
以上で設定は完了です。
このように、エックスサーバーでは、とても簡単にWhois情報公開代行の設定を行うことができます。
これにより、個人情報の流出の心配をすることなく安心してWEBサイトを運営できます。
この際の注意点が1点あります。
ICANNにより定められている規則として・・・
代理でWhois情報を公開している場合でも、そうでない場合でも、「きちんと登録者本人の名義でドメイン登録者・管理者情報を登録すること」が必要とされています。
きちんと登録しておきましょう。
③ whois情報公開代行の料金
エックスサーバーでwhois情報公開代行を行う料金は「無料」です。
レジストリより代理公開が許可されているドメイン(.com / .net / .org / .biz / .info等)に対して、whoisで公開されている情報をエックスサーバー株式会社(XSERVER Inc.)に変更することができます。
また、Whois情報の非表示がレジストリより許可されている「.jp / .都道府県.jp ドメイン」についても、無料で情報の公開・非公開を切り替えることができます。
当ページでの解説は以上となります。
Whois情報公開代行を行い個人情報が流出しない形でサイト運営していきましょう。
でわ!秋田 健でした!
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