
こんにちわ。
元SEOコンサルタントであり、現在web集客のコンサル企業で働きながら副業でアフィリエイターをしている秋田 健です。
レンタルサーバーを利用してWEBサイトを運営している方は、「サーバー契約を一時停止しようと思った」または「実際に行った経験」はあるでしょうか?
やむを得ない事情によって一時的に停止したり、都合がよくなったら再開したり・・・
今回は「エックスサーバー」の一時停止と再開時における流れについて解説していきたいと思います!!
※あきけん(@akitaken0530)
記事の内容
エックスサーバーの一時停止は可能?
エックスサーバーは、残念ながら一時停止を行うことができません。
停止を行うということは、すなわち解約を意味します。
解約後一定期間が経過すると、サーバーアカウントは凍結状態になってしまうため、サーバーの利用はもちろんのことWEBサイト運営時のデータやメールデータ等はすべて利用不可能になるので注意が必要です。
解約の方法は、XSERVERアカウントから解約手続きを進めます。
XSERVERアカウントにログインし、「解約手続き」カテゴリにある「解約」をクリックします。
解約したいサービスの「解約申請」をクリックします。
もう一度「解約申請」をクリックします。
「サーバーアカウントの解約申請(確定)」をクリックします。
以上で手続きは完了です。
解約に関しては、申請を行ってもレンタルサーバーの利用期限日までは引き続き利用が可能です。
一時停止時にやっておくべき対応
一時的に退会する場合は、解約前にやっておくべき作業があります。
そうでないと再開しようとした時に、「データが何も残っていない・・・」なんてことに成り兼ねませんからね!!
では以下を読み進めていってください!
・バックアップの取得
サーバー内のデータ、データベース(MySQL)のバックアップデータを保存しておきましょう。
まずはサーバー領域のバックアップの取得方法について解説します。
サーバーパネルにログインし、「アカウント」カテゴリの「バックアップ」をクリックします。
「手動バックアップ」タブを開き、必要なディレクトリの「ダウンロード」をクリックします。
クリックすると、自動でダウンロードが開始します。
以上でサーバー領域の保存は完了です。
データベースのバックアップ方法も解説します。
「データベース」タブの「MySQLバックアップ」をクリックします。
「現在のMySQLをダウンロード」タブを開き、必要なデータベースの圧縮形式を選び「ダウンロード実行」をクリックします。
こちらもサーバー領域と同様、クリックすると自動でダウンロードが開始されます。
以上でデータベースの保存は完了です。
・ドメインの解約など
サーバー解約に伴い、その他サービスの解約等手続き等も必要になってきます。
エックスサーバーのドメイン無料キャンペーンや、X20もしくはX30プランを契約した時にもらえるプレゼントドメインなどを利用して手に入れた無料のドメインに関しては、更新料金を支払う必要が発生します。
もしこちらのドメインを今後使用することが無いようであれば、解約しておきましょう。
また、エックスサーバーを解約後もドメインは使用し続けたいという場合は更新料金を払うことで継続利用が可能です。
詳しくは以下のページをご覧ください!
管理画面については引き続きXSERVERアカウントを利用するため、特に設定や操作は必要ありません。
もし仮に他のレンタルサーバーでこのドメインを使用する場合は、ネームサーバーの移転が必要です。
忘れずに設定を行うようにしましょう。
<各社ネームサーバー設定について>
有料の独自SSLを契約していて、今後使用しない場合は、こちらも忘れずに解約手続きを行っておきましょう。
再開時の流れ
レンタルサーバーの利用を再開する際の流れについて解説します。
バックアップを復元して再開する場合は、データの復旧が必要です。
また、WordPressのインストールとドメイン追加設定も必要になるので、忘れずに設定してください。
・バックアップの復元
エックスサーバーに限らず、解約時に保存しておいたバックアップデータをサーバーにアップロードすることが必要です。
アップロードの方法については、サーバー領域データとデータベース領域によって異なります。
サーバー領域に関しては、FileZillaなどのFTPソフトを利用してアップロードします。
また、デーベース領域に関しては、phpMyAdminなどを利用してバックアップファイルをアップロードすることでデータの復旧が完了します。
・WordPressのインストール
WordPressのインストールも再度行う必要があります。
こちらはレンタルサーバーの簡単インストール機能などを利用してスムーズに行うことができます。
エックスサーバーでWordPressをインストールする方法については、<エックスサーバーの契約方法からワードプレスの始め方手順>において解説しています。
・ドメイン設定の追加
ドメインを新たに取得する場合でも、再度利用する場合においても、サーバーにドメイン追加の設定が必要です。
また、ネームサーバーの設定変更が必要ですが、こちらはエックスサーバー解約時から利用していたドメインをそのまま使用する場合は不要です。
ただし、再開までの期間に別のレンタルサーバーで使用したことがある場合は、ネームサーバーの設定変更が必要ですので、忘れずに設定を行うようにしましょう。
これらの設定をエックスサーバーで行う方法については、<エックスサーバーのマルチドメイン(サイト)の設定方法>において解説しています。
最後に
エックスサーバーの一時停止などについて説明していきましたが、いかがでしたでしょうか。
正直、かなり面倒・・・というのが印象だと思います。
やむを得ない事情により一時停止をしなければならない状況以外は、あまりオススメできません。
また、サーバー移転という観点から見てもそれなりのリスクがあります。
例えば、ちゃんと移転できずにサイトが表示されないなど。
サーバー移転の場合には、よほこ自信がない限りは、代行業者を利用する方が無難でしょう。
とは言え、その場合でも決してタダというわけにはいかないので、費用が発生してしまいます。
エックスサーバーは私も実際利用していますし、正直国内No1と言われるだけの優秀なレンタルサーバーです。
エックスサーバーから移転して良いのは、「ミックスホスト」くらいだと私個人としては考えています。
当ページが少しでもお役に立てれば幸いです。
ページの最後には各社比較記事も掲載しておきますので、興味のある方は参考にしてみてくださいね!!
でわ!秋田 健でした。
<エックスサーバー比較記事一覧>
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