
こんにちわ。
元SEOコンサルタントであり、現在web集客のコンサル企業で働きながら副業でアフィリエイターをしている秋田 健です。
レンタルサーバーの比較検討、簡単なようで難しいですよね。
何を基準に選んでよいのかがわからないし、特に初心者の方の場合、決断するにも本当にこれでいいのか、最後まで分からないまま終わってしまうこともありますよね。
どれを選べば良いのかわからないから、もやもやして結局サーバーのレンタル、WEBサイトの立ち上げそのものをやめてしまう。
ありがちですが、このパターンが一番よくないです。
そこで、今回は「エックスサーバー」と「さくらのレンタルサーバ」について、それぞれの特徴やスペック、料金その他のサービスについて徹底比較しました。
2つのサーバーの方向性はかなり異なるため、それぞれのサーバースペックをきちんと確認して、自分に合ったサーバーを選びましょう!
※あきけん(@akitaken0530)
記事の内容
【結論】どっちがおすすめ?
いきなり結論を述べてしまいますが・・・
当サイトでは「エックスサーバー」の利用をおすすめします。
理由はシンプルで、サーバーが高性能であるため高速・安定稼働が望め、安心してWEBサイトの運営を行うことができるからです。
高いサーバースペックによる速さと安定感は他の追随を許しません。
そのため、WEBサイトの規模が大きくなっても気にすることなく利用ができます。
「さくらのレンタルサーバ」は価格が安く、初心者がWEBサイトを運営するにはちょうどよいと思います。
また、飲食店や美容院などの店舗サイトを運営する場合は、サーバースペックをそこまで求めません。
このような場合には、さくらサーバーをおすすめします。
ただし、WEBサイトの今後の成長等をきちんと考えた場合は、将来を見据え始めから高性能なサーバーを選んでおくのも手です。
サイトが大きくなった時にサーバースペックが物足りず、引っ越ししようとなるとリスクが大きいです。
サーバー引っ越しのために検索順位が落ちてしまったり、最悪の場合データが消失してしまうことだってあるのです。
今後の心配をする必要がないという意味でも、「エックスサーバー」を利用することを強くおすすめします。
【公式サイト】
エックスサーバーの特徴
出典 : 「エックスサーバー」
エックスサーバーは、現在国内シェアNo.1サーバーとして、170万以上のサイト運営実績があります。
特徴は、ハードウエア性能の高さがもたらす高速・安定性です。
年々進化するCPU性能。AMD EPYCを搭載し、ついには48コア96スレッド、メモリも512Gという、前代未聞の超高性能を誇っています。
ストレージはすべてSSD、かつ高速接続インターフェースであるNVMeに対応しています。
このようなスペックアップは毎年のように行われており、今後も対応し続けると考えられます。
これらのスペックによる高速化に加えて、サーバー稼働率99.99%以上という安定稼働を実現させており、かなりの規模のサイトであってもトラブルの心配なく運用することができます。
さらに、<エックスサーバーのセキュリティ対策でやるべき設定!WordPressも安心>でも紹介していますが、WAFやアクセス制限設定等のセキュリティ対策も万全です。
他のレンタルサーバーが持っている機能で、エックスサーバーが持っていないものはほぼないといえます。
これらの高機能をこの価格(X10プランで1,100円/月)で利用できるため、とてもコストパフォーマンスに優れたサーバーであるといえます。
さらに詳しいエックスサーバーの特徴や口コミについては、以下のページをご覧ください。
さくらサーバーの特徴
出典 : さくらのレンタルサーバ
さくらサーバーの特徴は、何といってもその安さ。
「ロリポップ!」もかなりの低価格サーバーとして有名ですが、さくらサーバーもとても安いです。
エックスサーバーのX10プランと同じく、基本的なプランであるスタンダードプランの場合、月額料金は最安時で約437円です。
エックスサーバーが月額1,100円(最安時990円/月。36か月契約の場合)かかることを考えると、半額以下でサーバーを利用することができてしまいます。
固定費は極力安いに越したことはありませんが、ここまで安いと本当に大丈夫かと疑いたくもなります。
そのぐらい安く利用することができるサーバーです。
その他にも、年額1,571円(月平均約131円)で利用できるライトプランなども用意されており、ニーズに合わせて様々な選択肢を取ることができます。
※ただし、ライトプランの場合はWordPressが利用できません。
スペックはエックスサーバーの方がもちろん高いです。
しかしレンタルサーバーとして必要な機能は一通り揃っていますし、通常の使用に対しては何ら問題ありません。
お手頃価格で気軽にWEBサイトを作ってみよう!という方にピッタリのレンタルサーバーです。
さくらのレンタルサーバについて詳しく知りたい方は、以下のページをご覧ください。
スペック比較
ここからは、各サーバーのスペックを比較していきます。
まずは基本的なスペックを一覧にまとめました。
比較条件エックスサーバーがX10プラン、さくらサーバーがスタンダードプラン

まずはざっと比較してみました。
エックスサーバーの方がスペックが高く、さくらサーバーの方が料金を抑えられているということがわかるかと思います。
それぞれの項目について、詳しく見ていきましょう。
・速度面の比較
速度面で言えば、エックスサーバーに軍配が上がります。
HDDとSSDの速度差はとても大きく、頻繁にデータベースとのやり取りが発生するWordPressを使用するWEBサイトでは、表示速度がかなり変わります。
サーバーソフトウエアは両者ともnginxを採用しています。
「nginx」は同時アクセス・リクエストに最適化されたWEBサーバーです。
従来からあるソフトウエアである「Apache」の場合は、リクエストを順次処理するため追いつかなくなる可能性がありますが、nginxの場合は突発的なアクセス集中時にも安定して処理を行うことができます。
加えて、エックスサーバーの場合は「Xアクセラレータ」というキャッシュを利用した高速化設定が用意されています。
さくらレンタルサーバーの場合はPHPのモジュール化設定を行うことで、WordPressが高速で表示されるようになります。
WEBサイトの高速化・安定化はSEOの観点からもとても重要です。
SEOにつながるユーザー満足度の高いサイトを運営するためには、高速・安定は必須要素なのです。
・ディスク容量の比較
こちらは「エックスサーバー」の方が「さくらのレンタルサーバ」よりも多いですが、通常のWEBサイトを運営するレベルでは全く必要ありません。
さくらサーバーの場合は「さくらぽけっと」というストレージ機能を持っており、余った容量をファイルサーバーとして利用することができます。
ブラウザ、アプリのどちらからでも利用可能で、アップロードするディレクトリは非公開領域なので安心して保存しておくことができます。
・転送量の比較
両者変わりません。
よほどのことがない限り、1日に80GBも転送することはありません。転送量についての課金もありません。どちらも十分すぎるスペックであると考えられます。
・ドメイン・データベースの比較
こちらも「エックスサーバー」の方が上回っています。
しかし、1台のサーバーで20ものサイトを運営することはなかなかありません。
特に初心者の場合は、良くて2サイトも運営すれば十分ではないでしょうか。
サーバートラブルのリスクを考えると、1つのサーバーでいくつものサイトを運営するのは危険です。
万が一利用しているレンタルサーバーが何らかのトラブルによって利用停止になってしまった場合、全てのサイトに影響を与えるということになりますからね。
今後サイトの複数展開を検討している方は、この点は注意しておいてくださいね!
・無料SSLの比較
両社ともに無料SSLに対応しています。
暗号化通信を行うことで、不正アクセスやデータ漏えい等を防ぐことができます。
SSLに対応しているという点もSEOの観点ではとても重要です。
もはや必須の機能であるSSL対応、きちんと設定しておきましょう。
・WEBメールの比較
両社ともWEBメールアカウントを設定することが可能です。
両社とも作成できるアカウント数は無制限、もちろんウィルスチェックも行っています。
また、どちらもメルマガ機能を持っています。
エックスサーバーのメルマガ機能に関しては、<エックスサーバーのメルマガ機能の評価と始め方>で紹介しています。
・バックアップの比較
どちらも無料でバックアップに対応しています。
エックスサーバーの場合は、サーバー領域データの取得のみ5000円の費用が発生します。
さくらレンタルサーバーの場合は、バックアップはスナップショットという形で保存されます。
出典 : さくらのレンタルサーバ
バックアップ数は最大8個で、容量は30Gまでです。
スケジュール設定を行うことで、自動で定期的に作成することもできます。
・電話・メールサポートの比較
どちらも電話・メールによる問い合わせに対応しています。
・無料お試し期間の比較
「エックスサーバー」は10日間、「さくらのレンタルサーバ」は2週間のお試し期間を設けています。
基本的に全ての機能を利用することができますが、両社とも一部制限があります。
エックスサーバーの場合、メールアカウントの作成ができません。
さくらサーバーの場合は、他社で取得や管理を行っているドメインを移管せず利用することはできません。
これらの点に注意して、無料期間を活用してください。
エックスサーバーの無料期間については、<エックスサーバーの無料お試し期間(無料体験)の内容と申し込み方法>で詳しく解説しています。
・料金比較
先ほどまではスペックについて比較を行いました。
お次は料金について比較を行っていきましょう。
比較条件☑金額は全て税込み価格
☑月額は12ヵ月契約料金
エックスサーバーの料金体系
「エックスサーバー」には、全部で3つの料金プランがあります。

上位プランへの変更のみ、月単位での変更が可能です。
プラン変更は、変更希望月の前月1日から20日までの間にXSERVERアカウントから行います。
下位プランへの変更は、利用期限月にしか申請することができません。
変更方法等は上位プランへ変更する場合と同様です。
エックスサーバーでは、X20もしくはX30プランを契約した場合、プレゼントドメインの取得が可能になります。
そのためX10プランから上位のプランに変更する場合は、無料でドメインを1つ取得することができます。
逆にX20やX30プランをご利用の方がX10プランへ変更される場合は、プレゼントドメインで取得したドメインの更新料金が発生しますのでご注意ください。
X30プランからX20プランへ変更する場合は、引き続き無料で利用することができます。
さくらサーバーの料金体系
「さくらのレンタルサーバ」には、全部で5つの料金プランがあります。
こちらの費用に関しては、月払いもしくは12か月分の一括払いになります。
今回は12か月一括での料金を表示しています。

さくらサーバーの方が料金プランについて細かく設定されています。
自分に合った料金プランを選びやすくなっています。
プラン変更には対応していません。別途新規で申し込みを行い、データ移行等をしなければなりません。
5つの細かい料金プランが設定されている「さくらサーバー」ですが、ライトプランに関しては、WordPressに対応していません。
そのため、実質機能するのはスタンダード以上になるという点に注意してください。
・その他サービス比較
<エックスサーバー>
エックスサーバーでは、サーバー契約時にドメインを1つプレゼントするというキャンペーンをかなり頻繁に行っています。
グループ会社であるドメイン取得サービス、「エックスドメイン」から無料でドメインを1つ取得できるのです。
エックスドメインで取得したドメインは、簡単な設定でエックスサーバーで利用することができます。
そのためエックスサーバーでWEBサイトを開設する場合は、無料ドメインキャンペーンを利用するのがおすすめします。
ドメイン設定方法などは以下のページをご覧ください!
<さくらのレンタルサーバ>
ロリポップでは下位プランが充実しており、初心者の利用に大きくシフトしている印象がありました。
さくらサーバーの場合は、下位プランもさることながら、ビジネス以上の上位プランが充実しています。
料金プランの比較時には紹介しませんでしたが、ビジネスプロの上にはさらにマネージドプランというものがあります。
こちらはサーバー1台を丸ごとレンタルすることが可能です。
共有サーバーと異なり、トラブルに巻き込まれる心配もありません。
企業向けのサービスとして有用なプランです。
エックスサーバーとさくらサーバー徹底比較!まとめ
人気のレンタルサーバーである「エックスサーバー」と「さくらのレンタルサーバ」について比較を行ってきました。
あなたが目指す(運営したい)WEBサイトはどんなものでしょうか?
レンタルサーバーを選択する上で最も必要なのはこの部分です。
まずは作りたいサイトをきちんと固めておけば、使うべきレンタルサーバーもおのずと絞られてくるはずです。
とはいえ、初めての方がどんなサイトにしたいかをはっきりさせることは難しいと思います。
そんなときは、長い目で見て問題なく使用できる性能のサーバーを選んでおくのが良いと思います。
エックスサーバーを利用することで、後々の心配をするサイト運営に集中することができます。
とはいえさくらサーバーにも魅力は多いです。この料金の安さはエックスサーバーにはない魅力です。気軽に試すにはうってつけのサーバーであると言えます。
サーバー選定で悩んでいる方に、本記事が助けになれば幸いです。
その他のレンタルサーバーなども比較したい方は、ぜひ最後に掲載しております<合わせて読まれている記事>を参考にしてみてくださいね!
でわ!秋田 健でした。
<合わせて読まれている記事>
⇒限定特典付き「AFFINGER5(WING)」購入はこちら
⇒限定特典付きAFFINGER PACK3(WING対応)購入へ