
こんにちわ。
元SEOコンサルタントであり、現在web集客のコンサル企業で働きながら副業でアフィリエイターをしている秋田 健です。
エックスサーバーを使ってWEBサイトを運営している方は年々増加しています。
WEBサイトの運用が長くなると、メンテナンスやリニューアルの必要性が出てくるかもしれません。
その際、「サイト転送やリダイレクト」という言葉を聞いたことがあるのではないでしょうか。
今回は、サイト転送について解説します。
また、「エックスサーバーでサイト転送を行う方法」についても解説していきたいと思います。
※あきけん(@akitaken0530)
記事の内容
サイト転送(リダイレクト)とは?

そもそもサイト転送ってどういう意味なの?

サイトからサイトに転送するってことなのかな?

あながち間違っていません!ただ正確には「WEBサイト(ページ)に訪れたユーザーを別のURLに転送する」ことを指しています!
例えば、何かしらの理由でURLが変更になった際に、元のURLにアクセスしたユーザーを新しいURLに誘導する場合などに使用します。
例えば、以下のような場合が考えられます。
サイト転送例☑WEBサイトのリニューアルを行った場合
☑SSL化を行った場合
☑特定のページを削除した場合

でもそうしたらなんで別々のURLとして置いておかないで、わざわざ転送が必要になるの?

なかなか良い疑問ですね!URLが異なるページはGoogleが別のページだと認識します。別のページだと認識されてしまうと、評価が分散され、検索順位を落としてしまいます。これはSEO的に悪い方向に進みますよね!

なるほど!しかも別々のURLで内容が全く同じだとしたら、有益なコンテンツとして認識されないもんね!

その通りです!コピペではなくても、重複しているサイトがNGなのは、言わずもがな・・・ですね!
もっとも身近な例で言うと、「SSL化」ではないでしょうか。
「http」から「https」にSSL化した場合、これは異なるURLとなりますよね。
以前までは「http」でアクセスしていた人が「https」になった途端、急に「あなた」のサイトを見ることが出来なくなってしまいます。
これは訪問者(ユーザー)にとっても、「あなた」にとっても大きな損失ですね。!
そこで、このサイト転送(リダイレクト)を利用するというわけです!!
このサイト転送(リダイレクト)には、の2種類が存在します。
サイト転送の種類①301リダイレクト
②302リダイレクト
どちらも訪問者(ユーザー)を別のURLに転送する仕組みであることには変わりませんが、機能が異なります。
それぞれ少し説明をしておきます。
①301リダイレクト
301リダイレクトは、「URLの完全な移行」を意味します。
例えばサイトをリニューアルした際など、恒久的にURLの転送を行いたい場合にこちらの設定を使用します。
旧URLで蓄積してきたSEOでの評価(被リンクや訪問ユーザ数など)を新たなURLにも引き継ぐことができるため、検索順位への影響を最小限に抑えることが可能です。
②302リダイレクト
302リダイレクトは、「URLの一時的な移行」を意味します。
原則的に数日から1週間程度の短い期間のみ転送を行う場合にこちらの設定を使用します。
利用用途として、サーバーのメンテナンス中であることをお知らせするためのページに移行したり、キャンペーン商品の販促ページに転送を行う場合に利用することがあります。
こちらは旧URLの情報を引き継ぐことがないため、恒久的な転送を行う場合は、必ず301リダイレクトの設定を行っておきましょう。
サイト転送(リダイレクト)の方法
サイト転送(リダイレクト)の方法には、以下の4つの種類が存在します。
リダイレクト方法☑.htaccessファイルによるリダイレクト
☑metaタグによるリダイレクト
☑Javascriptによるリダイレクト
☑PHPによるリダイレクト
これら4つの方法について、詳しく見てみましょう。
〇.htaccessファイルによるサイト転送
こちらは、「.htaccess」というファイルを作成する方法です。
WEBサーバーの設定ファイルである.htaccessを作成することで、訪問してきたユーザーを指定したURLに転送することができます。
「.htaccessファイル」を使用できることが条件であるため、レンタルサーバーによってはこちらの方法を使用することができません。(エックスサーバーでは.htaccessを使用可能です)
〇metaタグによるサイト転送
こちらは最も簡単に転送設定を行うことができる方法です。
HTMLのheadタグに記述を追加することでサイト転送させることができます。
こちらの方法では、content属性というものを記述することで、転送までの時間と転送先のURLを設定することができます。
〇Javascriptによるサイト転送
「Javascript」を利用したサイト転送です。
こちらも転送までの時間と転送先のURLを設定することができます。
ただし、Javascriptが有効になっていないと転送することができず、無効にしているユーザーからのアクセスを見逃してしまう可能性があるため、あまり使用したくない方法です。
〇PHPによるサイト転送
PHPを利用したサイト転送です。
こちらも転送までの時間と転送先のURLを設定することができます。
エックスサーバーでサイト転送(リダイレクト)する方法
ここでは、「エックスサーバー」でサイト転送を行う方法を解説します。
とても簡単に設定できるため、こちらを見ながら試してみてください。
まずはサーバーパネルにログインし、「ホームページ」カテゴリの「サイト転送設定」をクリックします。
ドメインを選択し、「リダイレクト設定追加」タブを開き、「アドレス」と「リダイレクト先」に転送先のURLを入力し、「確認画面へ進む」をクリックします。
再度内容を確認し、問題なければ「追加する」をクリックします。
以上で設定は完了です。

難しいと思っていたけど、こんな簡単に設定できるだ

エックスサーバーはユーザー視点になっており、本当に親切なサーバーです!利用者が多いのも納得ですね!
サイト転送(リダイレクト)する際の注意点
リダイレクトをうまく行わないと、転送前の旧サイトに比べてアクセス数が落ち込んだり、検索順位が下がってしまうことがあるため、注意が必要です。
最も単純な失敗例を挙げると・・・
URLを変更したのにリダイレクト設定を行っておらず、「旧サイトの評価を引き継ぐことができていない」というパターンが挙げられます。
単純なミスですが、ダメージも大きいので、気付いたときは速やかに転送設定を行いましょう。
同様の単純ミスとして、「.htaccess」やその他プログラムの追記に関しては「タイプミスによるエラー」で転送設定がきちんとできていないということも考えられます。
上記2例のミスに共通する対策として・・・
「URL変更後には旧サイトからきちんと転送されているか」を確認しておきましょう。
また、リダイレクト設定を行っている場合でも、きちんとページごとに「旧ページ→新ページ」の設定を行わなければなりません。
同じ内容で旧→新の設定を行う必要があります。
間違っても、旧サイトのどのページの転送先も新サイトのトップページ、となるような転送を行ってはいけません。注意してください。
当ページでの解説は以上となります。
でわ!秋田 健でした。
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