
こんにちわ。
元SEOコンサルタントであり、現在web集客のコンサル企業で働きながら副業でアフィリエイターをしている秋田 健です。
有料レンタルサーバーとして、高性能・高機能を誇る「エックスサーバー」。
おそらく利用を検討している方も多いのではないでしょうか。

そんなエックスサーバーには、無料版があるのをご存じでしょうか?

え!?そうなの?それは初めて聞いたよ~

エックスフリーというサービスがあって、機能とかはだいぶ制限されているって聞いたことがあるな!
実はアフィ男が言う通り、エックスフリーという無料のサーバーが存在しており、Webサイトの運営に利用することができるのです。
今回は、エックスフリーについて、その性能をエックスサーバーと比較しながら紹介したいと思います。
※あきけん(@akitaken0530)
記事の内容
エックスフリーとは?
出典 : エックスフリー
エックスフリーとは、高性能レンタルサーバーであるエックスサーバーの運営会社であるエックスサーバー株式会社が運営している、無料のサーバーです。
月額の利用料金が無料で、Webサイト運営に必要な機能を利用することができます。
エックスフリーにはプランが3つあります。
3つのプラン☑HTMLサーバー機能
☑PHP・MySQLサーバー機能
☑WordPress機能
この中から選んで利用することができます。
また、契約期間は3か月で、都度更新して利用することが可能です。
もちろん有料サーバーと比較すると機能は制限されてしまいますが、初めてWordPressを使ってWebサイトを立ち上げてみるなど、ちょっとした利用にはぴったりのサーバーです。
エックスフリーとエックスサーバーの違い
ここでは、無料サーバーであるエックスフリーと、有料レンタルサーバーであるエックスサーバーの違いについて紹介します。
先ほども紹介しましたが、無料サーバーであるため、利用できる機能は非常に限られており、最低限の機能のみを持っているサーバーだといえます。
例えばディスク容量はWordPressが利用できるプランで2GBしかありません。
「エックスサーバー」の場合は、最も安いX10プランで200GBのディスク容量があるので、大きな差があると言えるでしょう。
このように各種の機能に制限がかかってしまうことは想像がつきますが、それ以外にも大きく異なる点が2つあるため紹介します。
・サポートがない
エックスサーバーとの大きな違いは、電話とメールのサポートを受けられない点が挙げられるでしょう。
トラブルがあっても、基本的には地力で解決しなければなりません。

サポートがないのは、ちょっと不安だな~

無料であるため仕方がない部分ではありますが、本当の初心者が利用するには少し難しいかもしれませんね。
・広告表示がある
また、エックスフリーでWebサイトを運営する場合、表示画面にバナー広告が貼り付けられてしまいます。
スマホ・タブレットで表示する場合のみのようですが、広告の表示があるのは無料ならではの特徴だと言えるでしょう。

広告が表示されるってことは、アフィリエイトがやりにくいのかな?

その通りです。無益な広告が表示されてしまうことで、仮にアフィリンクやアドセンス広告を貼っても、収益の最適化が図れない可能性が非常に高いんです。
これは無料ブログ(はてなやFc2など)でも同様のことが言えます。
無料であるが故に、無駄な広告が自動で表示されてしまうので、本来クリックしてもらいたいリンクから遠ざかってしまったり、訪問者(ユーザー)に対しては「広告がウザイ」と思われてしまう可能性すらあるのです。
無料ブログについては詳しくは以下のページをご覧ください!!
各プランで比較
ここからは、エックスフリーとエックスサーバーの違いを、
1. 料金
2. スペック
3. サービス内容
この3つの観点から比較していきたいとおもいます!
では順番にみていきましょう!!
1.料金比較
まずはエックスサーバーとエックスフリーの料金について比較を行います。
とは言え、エックスフリーは無料なのですが・・・(笑)
エックスサーバーの料金を知る上でも参考にしてみてください!
・エックスサーバーの料金体系
「エックスサーバー」には、全部で3つの料金プランがあります。
月額料金については、12か月契約での料金を表示しており、金額は全て税込み価格を表示しています。

プラン変更も可能です。
ただし条件があり、上位プランへの変更のみ毎月対応が可能です。
変更希望月の前月1日から20日までの間に対応しておく必要があります。
下位プランへも同様の方法で変更することが可能ですが、利用期限月にしか行うことができないため注意が必要です。
X20、X30プランを契約した場合、プレゼントドメインとして、無料でドメインを1つ取得することができます。
このドメインは、サーバーを契約している間は取得費用だけでなく更新費用も一切かかりません。
X10プランから上位のプランに変更する場合は、ドメインを1つ無料で追加が可能です。
逆にX20やX30プランをご利用の方がX10プランへ変更される場合は、プレゼントドメインで取得したドメインの更新料金が発生しますのでご注意ください。
・エックスフリーの料金体系
エックスフリーの料金は、当然すべて無料です。
細かいスペックについては後ほど紹介しますが、無料とはいえ様々なことができるので、試しに利用するにはもってこいのサーバーです。
2.スペック比較
まずは基本的なスペックを一覧にまとめました。
エックスサーバーはX10プランを利用し、どちらも12か月契約を行った場合で比較しています。
主な機能について比較してみました。
エックスフリーに関しては未対応のものが多く、比較するのがなかなか難しいのが実情です。
それぞれの項目について、詳しく見ていきましょう。
・速度面の比較
エックスフリーのスペックが不明なため比較が難しいですが、エックスサーバーの方が確実に高速であると言えるでしょう。
エックスサーバーのハードスペックは半端ではありません。
ストレージはすべてSSD、かつ高速接続インターフェースであるNVMeに対応しています。
CPUもAMD EPYCを搭載し、48コア96スレッド、メモリも512Gというとんでもないスペックを誇っています。
WEBサーバーには「nginx」を採用しており、大量の同時アクセスにも安定して処理を行うことができます。
またXアクセラレータのような独自の高速化機能を持ち合わせており、他の有料レンタルサーバーと比較しても速度面はピカイチです。
エックスフリーには高速化機能は装備されておらず、Webサイトの表示に関しては不満が残るかもしれません。
WEBサイトの高速化・安定化はSEOの観点から見てもとても重要です。
ユーザー満足度の高いサイトを運営することがSEOの基本であり、高速化・安定化は必須要素なのです。
・ディスク容量の比較
エックスフリーは基本1GB、WordPress使用時で2GBです。
WordPressを使ったWebサイトという観点で見ると、2GBで表示できるのはせいぜい100記事程度ではないでしょうか。
一概に言うことはできませんが、画像などをあまり使用しない等の制限が必要になってきます。
エックスサーバーに関しては200GBものディスク容量があり、通常のWEBサイトを運営するレベルでは十分すぎる量であるといえます。
・転送量の比較
エックスフリーに関しては全くの不明であるため比較不能です。
しかし、エックスサーバーよりもはるかに少ないことだけは容易に想像がつきます。
エックスサーバーの場合は1日に150GBとなっています。仮に転送量をオーバーした場合でも課金等は発生しませんが、恒常的に上回る場合は、プラン変更の依頼が来るかもしれません。
・ドメイン・データベースの比較
エックスフリーでは、ドメイン設定は5個もしくは10個になっています。
WordPressの場合はインストール数も5個に設定されており、5つのWebサイトを運営することができます。
このディスク容量であれば、5つでも十分ではないでしょうか。
エックスサーバーに関しては、ドメインは50個、データベースは無制限に使用できるため、ほとんど上限を気にすることなくサイト運営ができます。
1台で多くのサイトを運営しても、サーバートラブルなどのリスクが高くなるため、実際は上限まで使用することはまずありません。
・SSLの比較
エックスフリーはSSLには対応していません。
そのため、安全なWebサイト運営という点では非常に大きなダメージです。
現状、SSL化がほぼ必須になっている状況で、SSL化ができないのは痛いです。
SEOの観点からも、安全なサイトであるということは求められます。
エックスサーバーは、無料のSSLに対応可能、かつ各種有料SSLにも対応しています。
運営するWebサイトによってSSLを使い分けることができます。
・WEBメールの比較
両者ともWEBメールアカウントを設定することが可能です。
ただし、エックスフリーに関しては、2018年12月16日までにエックスドメインで契約したドメインでなければ利用できないため、実質利用不可だと考えられます。
利用する場合は、ウィルスチェックはありませんが、メールサイズの上限が100MB、1時間100通まで送受信が可能です。
メールボックスの容量は300MBです。
「エックスサーバー」の場合は作成できるアカウント数は無制限、きちんとウィルスチェックも行っています。
1アカウントあたり5000MBまで保存することができます。
また、エックスサーバーはメルマガ機能を持っています。
メルマガは、新聞や雑誌のように、読者(登録者)に向けた情報発信を行うことができるツールです。
お得情報や商品情報を読者だけに発信することができるため、より心理的距離の近いコミュニケーションを取ることができます。
エックスサーバーのメルマガ機能に関しては、<エックスサーバーのメルマガ機能の評価と始め方>で紹介しています。
・バックアップの比較
エックスフリーは自動バックアップに対応していません。
そのため、もしものトラブルの際は復旧を断念せざるを得ないのがネックです。
こまめに手動でバックアップを取得するしかありません。
バックアップの方法に関しては、エックスサーバーと同様、管理画面からバックアップを実行することが可能です。
エックスサーバーの場合は、無料で自動的にバックアップを取得してくれます。
データ取得期間は、サーバー領域は7日前まで、データベース領域は14日前までです。
このデータをユーザーが使用する場合、サーバー領域データの取得のみ5000円の費用が発生します。
データベース(MySQL)に関しては無料で手に入れることができます。
・セキュリティの比較
エックスフリーについては、WordPressに関するアクセス制限が利用可能です。
こちらはエックスサーバーと同様、下記のアクセス制限機能があります。
・国外IPアクセス制限設定
ダッシュボードアクセス制限、XML-RPC API アクセス制限、REST API アクセス制限の3種類があり、国外からのIPアドレスでのアクセスを制限します。
・ログイン試行回数制限設定
短時間に連続してログインが失敗した際にアクセス制限をかける機能です。
・コメント・トラックバック制限設定
大量コメント・トラックバック制限、国外IPアドレスからのコメント・トラックバック制限の2種類があり、スパムやフィッシング対策として有効です。
エックスサーバーについては、これらに加えてWAF(Webアプリケーションファイアウォール)を利用することが可能です。
WAFとはWebアプリケーションの脆弱性を悪用した攻撃からWebサイトを保護するための機能です。
不正アクセスからサイトを保護し、WordPressなどのWebアプリケーションの安全性向上させることができます。
セキュリティ対策は非常に重要です。
運営者・訪問者ともに安心して運営や利用ができるサイトにするためには、きちんとしたセキュリティ対策を行うことが必須です。
・無料お試し期間の比較
エックスフリーは全て無料です。
お試し期間等は定められておらず、登録したその日から本格的な利用が始まります。
「エックスサーバー」は10日間のお試し期間を設けています。
基本的に全ての機能を利用することができますが、下記の機能は利用ができません。
お試し期間中の制限☑メールアカウントの作成
☑サブFTPアカウントの追加
また、上記2点に加えて、「エックスサーバービジネス」では各種設定代行サービスの利用が制限されています。
エックスサーバーの無料期間については、<エックスサーバーの無料お試し期間(無料体験)の内容と申し込み方法>で詳しく解説しています。
3.サービス面の比較
サービス面では、やはりエックスフリーでは電話やメールのサポートを受けられないという点が大きいです。
何かあった際にすぐに確認を取ることができないのは辛いですからね。
ただ、エックスフリーには、代わりにユーザーフォーラムというものがあり、こちらはヤフー知恵袋のように質問を投稿し、ユーザー同士のやり取りで解決するという機能が用意されています。
2020/5/30現在もどんどん投稿されており、活発なやり取りが見られます。
そのため、何かあればこちらを使って解決することをおすすめします。
トピックの検索に関しては、検索ボックスがあるだけで、カテゴリ分けなどはきちんと機能していないため過去のトピックを検索しにくいのがネックです。
しかし、うまく検索することが欲しい情報にたどり着けるかもしれません。
エックスフリーがおすすめな人は?
「とりあえずサーバーを借りてブログを始めてみたい!」という方にエックスフリーはピッタリです。
ディスク容量も2GBあるので、100記事程度はアップすることができるのではないでしょうか。
初心者が100記事アップするのはかなり大変なので、エックスフリーでも十分といえるでしょう。

じゃあこれからアフィリエイトを始めるならエックスフリーで十分なのかな?

それはなんか違う気がするな、さっき広告が入ってくるとか言ってたし!

アフィ男、その通りです!!広告も入ってきますし、何よりアフィリエイトを始める以上、2GBは少ないです。さらに転送量や表示速度面でも不安要素が残るので、本気で稼いでいきたいという方にはオススメしません!
さらに言ってしまうと、仮にエックスフリーで100記事を挙げるのであれば、最初からエックスサーバーで契約をしてブログを始めた方が圧倒的に良いでしょう。
また、サーバーを借りてブログを始めてみたい!という方にピッタリとは言ったものの、お試し程度であればエックスサーバーの「10日間無料お試し」を利用する方がオススメです!
さらにSSLが利用できないため、ユーザー情報を入力するようなサイトを作ることは難しいです。
また、将来的にサイトが成長した際には、サーバーの引っ越しを視野に入れる必要があります。
サーバーの引っ越し(移転)は本当に厄介な作業の一つです。
出来ることなら・・・私なら絶対にやりたくない作業です。
手間・リスク・費用も発生するので、本格的にブログ運営、強いてはアフィリエイトを始めるのであれば、絶対に有料レンタルサーバーを利用すべきです!

じゃあアフィリエイトを始めるならどのレンタルサーバーが良いの?

やっぱエックスサーバーなんじゃない?

そうですね!国内No1と名実ともにありますから、第一候補として挙げてもなんの違和感もありません。実際に当サイトもエックスサーバーで運営しています!
ただ、エックスサーバー一択でも問題はありませんが、レンタルサーバーは数多く存在しています。
正直この2社のいずれかです。
とは言え、様々なレンタルサーバーを比較して頂きたいですし、「あなた」に合うレンタルサーバーがあるかもしれませんので、この点については以下のページを参考にしてみてください!!

最初に言っておきます。アフィリエイトを始めるなら土台作りの一つであるレンタルサーバー選びは慎重に選んでください!先ほど言ったように、後々のサーバー移転は本当に面倒です。またアフィリエイトは中途半端では稼げません。だからこそ、本気でやるつもりで失敗しないレンタルサーバー選びをしてくださいね!
なお、アフィリエイトをこれから始められる予定の方は、大まかな流れを以下のページで解説していますので、ぜひご覧になってみてください!
当ページの最後には、エックスサーバーと各社比較記事も掲載していますので、興味のある方は参考にしてみてください!!
でわ!秋田 健でした。
<エックスサーバー各社比較>
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